荒川 友由理

TOMOYURI ARAKAWA

荒川 友由理【DXコンサルタント】

ここなら会社と一緒に自分も成長していける

ロボフィスに入社したきっかけは何でしたか?

もともと私は理学療法士だったんです。リハビリをサポートするのが役目なのですが、ご縁があって訪問介護や老人ホーム、保育園の立ち上げから施設の運営といった経営にも携わり、最終的には取締役を務めるようになりました。

ところが次第に「医療・福祉の分野を飛び越えて、もっとたくさんの方のお役に立ちたい」「もっと広い視野を持ちたい」と思うようになっていったんです。それで新しく自分が活躍できる場所はどこかなと探していた折りに、ロボフィスと出会いました。

その時、ちょうどロボフィスは関西拠点を立ち上げたばかりで、たった3名で運営していたんです。できたばかりの会社が新しい市場に乗り込んでいく姿が、当時の自分の姿と重なって見えて…「ここなら会社と一緒に自分も成長していける」と感じて、ロボフィスに入社を決めました。

仕事のやりがいはなんですか?

私の仕事内容は、簡単に言うとパートナー企業のDX案件をサポートしたり、協業先とともにDX関連スキームを構築したりして、より多くのお客さまの業務効率化を支えています。

この仕事は、自分が提案したことや発信したことがお客さまの組織で実現に向けて動いている様子が目に見えて分かるんですよ。それがすごく魅力的だと感じています。私の提案が一つのビジネスモデルとして確立され、収益化できるようになると、お客さまから感謝の言葉をいただけるんです。もちろん、そうなるまでは大変なのですが、喜んでくださっている姿を見ると「やってよかったな」と心の底から思えますね。

新しいビジネスモデルを確立するまでには、お客様企業としっかりと関係性を築くことが重要になります。私は「パートナー企業である」という一線は意識しつつも、お客さまの組織の一員という意識も持っています。するとお客さまも信頼を寄せてくださって、また別のお仕事についてお声がけいただくこともあるんですよ。

実際にあったお話だと「自治体へのDXや企業への業務コンサルティングを強化したいので一緒にやってもらえないか」とクライアントから直接ご依頼いただいたことがあります。アライアンスパートナーとして営業支援や勉強会、販売スキームの見直しから販促までを任され、結果として年間約1億円の売上を達成することができました。

これからの目標を教えてください。

企業の価値を高め、そこで働く人がより豊かで楽しく働くことができる環境を創っていくことです。

記事をご覧の方へメッセージをお願いします。

実は転職当時、「DXって何?」というレベルの知識しかなかったんです。何も分からない中、いきなり200名規模のセミナー講師の補佐役を任されたことも(笑)。でも、そういった機会があったお陰で必死に勉強しましたし、どうやって相手にわかりやすく伝えるかを工夫するようにもなりました。私にとって現在につながる良い経験だったと考えています。

誰でも最初は初心者です。失敗して学ぶことは、成功から学ぶことよりも身に染みて残ります。ビジネススタートアップも同様に、初めてやることに対して正解がない中、模索と失敗を繰り返しながら進めていきます。そういった挑戦をすることに意欲高く取り組める人、楽しむことができる人とお会いできるのを楽しみにしています!